今回の記事では、相席食堂で使用された邦ロックの楽曲を名シーンと共に紹介します!
朝日放送テレビ(ABCテレビ)の『ナイト in ナイト』枠として2018年4月から愛され続けている旅バラエティ番組、『相席食堂』。
現在では東京をはじめとし、全国各地のテレビ局で放送されている。
また、TVerやAmazon Prime、Abema TVなどインターネットを介した放送でも非常に人気を博している、旅バラエティ番組。
さて、音楽をメインに扱う当ブログで、なぜバラエティ番組『相席食堂』を取り上げるかというと、『相席食堂』は音楽と非常に深い繋がりにあるからである。
バラエティ番組ながら、ロケタレントとしてロックバンド『UNICORN』の奥田民生(Vo/Gt)や手島いさむ(Gt/Vo)、『GRAY』のHISASHI(Gt)、『クリープハイプ』の尾崎世界観(Vo/Gt)、さらには『流血ブリザード』のミリー・バイソン(Gt)などなど、他にもさまざまなミュージシャンやバンドマンが全国各地にロケに行ってきた。
さらに、相席食堂はBGMを非常に大事にしており、バラエティの一部に昇華することもある。
BGMを笑いに変えるのです。
今回は相席食堂を7周見返し、ロックバンドが大好きで堪らない私が、『相席食堂』で流れたBGMのうちロックバンドの楽曲を抜粋して紹介していきたいと思います!
※これから表示される時間や放送回などはAmazon Primeをベースにしています。
Part1はこちら!
17才 / Base Ball Bear
項目 | 放送情報 |
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放送回 | シーズン4 エピソード3 |
タイトル | 藤あや子&大久保佳代子の旅! |
放送時間 | 31分20秒〜31分34秒 |
シーン | 大久保佳代子が母校へ訪れたシーン |
収録アルバム | 十七歳 |
相席食堂シーズン4エピソード3では、ロックバンド”Base Ball Bear”こと”ベボベ”の楽曲が使用されている。
使用された楽曲はアルバム”十七歳“から、”17才”。
アルバム名と楽曲名の細かい違いが好き。
この回は紅白出演経験がある演歌歌手、藤あや子とお笑い芸人の大久保佳代子が街ブラロケをする。
大久保佳代子が街ブラの中で散々飲み倒した後、田原市の母校を訪れ校門を通るシーンでこの楽曲のイントロが流れる。
ベボベが生み出す、爽やかな青春の香りとロケの内容とのギャップがどこか笑える映像シーンをお届けしてくれる。
17才 / Base Ball Bear
項目 | 放送情報 |
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放送回 | シーズン4 エピソード7 |
タイトル | 一夜限りのゴールデンSP!M-1ファイナリスト最強ロケ王者の称号は誰の手に!? |
放送時間 | 1時間12分04秒〜1時間12分09秒 |
シーン | M1ファイナリスト、アキナの前転シーン |
収録アルバム | 十七歳 |
相席食堂シーズン4エピソード7でも、ロックバンド”Base Ball Bear”こと”ベボベ”の楽曲が使用されている。
使用された楽曲もアルバム”十七歳“から、”17才”、1つ上と同じ。
青春の風を感じるにはこの楽曲はベスト。
毎年恒例となっている、M-1グランプリのファイナリストが集い凱旋ロケをする相席M-1GP。
後半戦で登場するアキナのワンシーンでこの楽曲のギターイントロが使われている。
山名の地元に凱旋したこの日のアキナは、新しい武器”前転”という大スベリ芸を携えてロケにやってきた。
山名が行きつけだった”ハート食堂”に向かうワンシーン、少し雪の残ったアスファルトをアキナは懐かしのお店に歩き出す。
エモーショナルなワンシーンで”17才”が流れ出す。
暖かくどこか青春を思い出す空気の中でVTRが進むが、必殺すべり芸前転と同時に曲は切れる。
勘弁してくれアキナ、もう少しベボベを聞かせてくれよ。
By My Side / 夜の本気ダンス
項目 | 放送情報 |
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放送回 | シーズン4 エピソード4 |
タイトル | AKB峯岸VSレジェンド松本明子!新旧バラドル相席旅で湯布院に血の涙!? |
放送時間 | 36分54秒〜37分17秒 |
シーン | 峯岸がジェエトコースターに向かうシーン |
収録アルバム | DANCEABLE |
相席食堂シーズン4、エピソード4でも、ロックバンド”夜の本気ダンス”こと”夜ダン”の楽曲が使われている。
使用された楽曲はアルバム”DANCEABLE”から、”By My Side”。
新旧バラドル相席と題されたこの回は、昭和を代表するバラエティアイドル松本明子と平成を彩ったバラエティアイドル峯岸みなみがお互いを意識してロケが進むアツい回。
なんとか撮れ高を残したい峯岸みなみが苦手なジェットコースターに向かうワンシーンで、テンションが上がるイントロの“By My Side”が流れる。
全体を通して、ロケに全力感を覚える面白い回だが、このワンシーンはどこか勇気と笑いがもらえる最高のシーンとなっている。
かなしいうれしい / フレデリック
項目 | 放送情報 |
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放送回 | シーズン4 エピソード32 |
タイトル | ゴルゴ VS ダンプ!松本頂上決戦開幕 |
放送時間 | 18分24秒〜18分48秒 |
シーン | ゴルゴ松本のハルピンラーメン | でのシーン
収録アルバム | フレデリズム2 |
相席食堂シーズン4、エピソード32では、ロックバンド”フレデリック”の楽曲が使用されている。
使用された楽曲はアルバム”フレデリズム2″から、”かなしいうれしい”。
お笑い芸人兼漢字研究家ゴルゴ松本と女子プロレスラーのダンプ松本が長野県松本市にロケに行く松本相席と題されたこの回。
相変わらず意味がわからない。
おなら一本で勝負を賭けたゴルゴ松本が長野の老舗ラーメン店”ハルピンラーメン”へと向かうシーンで“かなしいうれしい”が流れる。
どこか異国感溢れるラーメン屋とフレデリックらしい独特な音色の楽曲は非常にマッチしており、ロケを彩る。
さらに、琉球音楽ぽい音楽から切り替わる様も違和感がなく、相席食堂の中でも編集が好きなシーンである。
もう一人の旅人、ダンプ松本のロケも含め、笑って和める最高の回となっている。
前前前世 / RADWIMPS
項目 | 放送情報 |
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放送回 | シーズン5 エピソード4 |
タイトル | 国民的超人気アニメの舞台を訪れるアニメ相席!…のはずが千鳥から大クレームの嵐 |
放送時間 | 41分21秒〜41分56秒 |
シーン | プロレスラー本間朋晃の歌声シーン |
収録アルバム | 人間開花 |
相席食堂シーズン5、エピソード4では、ロックバンド”RADWIMPS”こと”ラッド”の楽曲が使われている。
この回ではアルバム”人間開花”から”前前前世”が使用されている。
映画、君の名は。の主題歌と言っても伝わる人がいるだろう。
アニメ相席と題されつつ、実際は地声相席と言ってもいいこの回は綺麗な声の声楽家の米良美一と独特な声を持つ本間朋晃がアニメ映画”もののけ姫”の舞台に訪れる。
この回は相席食堂史上、VTRとBGMが最高にマッチしており”前前前世”が最高に映える素晴らしい編集となっている。
プロレスラーの本間は喉に良いとされる果物”かりん”を加工販売している場所に訪れる。
かりんのシロップ漬けを口に含み喉に染み渡った頃、本間のダミ声と共に楽曲は流れる。
カットされたシーンと共に野田洋次郎の綺麗な歌声がMVかの如く流れ最高の状態でサビを迎える。
そして、サビから本間にバトンタッチし最高のダミ声で前前前世を歌い上げる。
歌詞がテロップになる珍しい放送回で文面以上に面白い内容となっているので、ぜひチェックして欲しい。
We’re All Grown Up / Hi-STANDARD
項目 | 放送情報 |
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放送回 | シーズン6 エピソード2 |
タイトル | 甲子園球児SP!!相席ベストナイン達川vsとにかく明るい安村 |
放送時間 | 3分9秒〜3分31秒 |
シーン | とにかく明るい安村の登場シーン |
収録アルバム | Gift |
相席食堂シーズン6、エピソード2では伝説的ロックバンド”Hi-STANDARD”こと”ハイスタ”の楽曲が使われている。
この回では、アルバム”Gift”から”We’re All Grown Up”。
2022年7月26日に放送されたこの回は、甲子園を目指し引退試合でエラーをかました大悟のためと言っても過言ではない”もうすぐ甲子園SP”となった。
伝令として甲子園出場経験のある、今や世界の芸人”とにかく明るい安村”が故郷の旭川に帰省し、地元との関わりとロケの意気込みを語るシーンからボケまでのフリとして、“We’re All Grown Up”が使われている。
ハイスタのギターロックはロケへの期待感を膨らませるBGMとなっており、相席旅へのいい導入となっている。
相方の元プロ野球選手達川の暴走もあり、満足度の高い放送回となっているのでチェックしてみて欲しい。
庶幾の唄 / Mrs. GREEN APPLE
項目 | 放送情報 |
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放送回 | シーズン6 エピソード2 |
タイトル | 甲子園球児SP!!相席ベストナイン達川vsとにかく明るい安村 |
放送時間 | 31分57秒〜32分8秒 |
シーン | 安村が相席相手を見つけ新子焼きを食べに行くシーン |
収録アルバム | TWELVE |
相席食堂シーズン6、エピソード2ではロックバンド”Mrs. GREEN APPLE”こと”ミセス”の楽曲が使われている。
使用された楽曲はアルバム”TWELVE“から、”庶幾の唄”。
まさかの上で取り上げたハイスタが流れた放送回”もうすぐ甲子園SP”の中で、この楽曲は流れる。
世界を熱狂の渦に巻き込んだお笑い芸人、とにかく明るい安村がロケ相手を探し若者女性2人を捕まえ新子焼きを食べに行くシーンで”庶幾の唄”のイントロが使われる。
キーボードメインのイントロがこれから訪れる楽しい相席を思わせるのだが、実際はボケ滑り倒している映像が流れるギャップが激しくも楽しいロケVTRとなっている。
キーボードのメロディ一発でミセスの楽曲と分かる、素晴らしい映像となっている。
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