個人的におすすめなインディーズバンドをただ紹介していきます
今回の記事は2023年、個人的にさらなる飛躍を願っているインディーズバンドを紹介していきます。
2023年も6月に入り、想定してたスピード感の三分の一でしかなく、自分も困ってます。泣きそう。
音楽関係者でもない、ただのリスナーが”飛躍を願っている”とか生意気なことを言ってますが、好きなバンドや楽曲がより世に広がってほしいとの思いだけなので悪しからず。
・これからインディーズバンドを知っていきたい人
・もっとディープなインディーズバンドを知りたい人
・今後売れていくインディーズバンドを先取りしておきたい人
・実はインディーズバンドだった有名バンドを知りたい人
こちらの記事でインディーズバンドについて紹介してますので、併せてご覧ください!
BBHF
項目 | BBHFの情報 |
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レーベル | Ouchi Daisuki Club Records |
メンバー | DAIKI(Gt) 尾崎和樹(Dr) | 尾崎雄貴(Vo/Gt)
活動開始 | 2018年〜 |
おすすめ曲 | クリーチャー |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 2023年3月、EP”4PIES”をリリース! |
2016年に活動休止したロックバンド”Galileo Galilei”のオリジナルメンバーとサポートメンバーで結成されたインディーズバンド。
“Galileo Galilei”は最近再始動している。
活動初期はソニーミュージックの内部レーベル”SME”で活動するが、Lastramレーベルを経て自主レーベルの”Ouchi Daisuki Club Records”からEPをリリースした。
レーベル名自体はもともと使っていた洋楽の日本語カバーや自主企画イベントで使用していた名前をそのまま取っている。
NCISは元々”ELLEGARDEN”が所属していた”Dynamord Label”からキャリアをスタートしたが、2012年にソニーミュージック内の”EPIC Records”からメジャーデビュー。そこから一度”Dynamord Label”に戻るも、彼ら自身と少数のスタッフで自主レーベル”Silver Sun Records”を立ち上げ、現在はインディーズバンドとして活躍しています。
レーベルに所属していると、どうしてもリリースできない音源があり、そういった反抗心から今回自主レーベルの形で音源をリリースした。
ロックの概念に囚われず、打ち込みサウンドやシンセサイダー、さまざまなエフェクトを使用して、壮大な世界観の楽曲を作る。
とはいえ、優しい日本語と優しいサウンドはリスナーを突き放すものではなく、よりわくわくさせたり、明るい音楽となっている。
おすすめ曲の”クリーチャー”は上記が顕著。
ギター、ベース、ドラムのバンド根幹の音は確かなものだが、シンセサウンドやエレクトロサウンドの力で暗くて明るい世界観を演出する、彼らの音楽には絶対に欠かせないサウンド。
出典:BBHFが皮肉とユーモアを表現手段に使った必然とは? 最新EP『4PIES』インタビュー
まなつ
項目 | まなつの情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | アリー(Gt/Cho) ほたて(Dr/Cho) | いたやボーイ(Vo/Ba)
活動開始 | 2015年〜 |
おすすめ曲 | SUNNY |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | EP”PURE&POP”をリリース! | 2023年4月、
2015年、いたやボーイとアニーの2人で始動したインディーズバンド。
2020年にはプロ野球中継の公式テーマソングに選ばれたりと、タイアップも精力的におこなっている。
“PEOPLE1″などを抱える、フジテレビ系列の音楽会社、フジパシフィックミュージックから音源をリリースしていたが、今作から自主制作としてリリースをした。
確かなロックサウンドの音楽を奏でるも、間違いなく優しい音楽がウリだと思う。
ジャンルで表すと、ポップパンク的な感じだろうか。
日本語ポップパンクの音楽は難しいことなく、シンプルに楽しさと明るさをくれる、ヒーローみたいなバンド。
おすすめ曲の”SUNNY”や”ヒーロー”は一際そのイメージが強く、コーラスがより一層勇気付けてくれる。
Hello Hello
項目 | Hello Helloの情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | ともひろ(Ba) たくみ(Dr) | ヤナギ(Vo/Gt)
活動開始 | 2018年〜 |
おすすめ曲 | Stay with Me |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | カンテレの番組でタイアップを務める! |
2018年、奈良県発のスリーピースロックバンド。
2022年8月には東京・大阪で敬愛するバンドを集結させた初の自主企画を開催し大盛況に終える。
MINAMI WHEEL、SAKAE SPRING、TOKYO CALLING、見放題、でらロックなどの 全国各地のサーキットフェスでは入場規制がかかるなど、ライブハウスシーンにおいて着実に頭角を現しはじめている。
※公式から引用
出典:PROFILE|Hello Hello|Official WebSite
現在は自主制作で楽曲をリリースしているが、頭角を表してきたばかりのロックバンドで今後間違いなく、もっと大きく売れていくだろう。
インディーズの楽曲は今だけなはずなので、ぜひ今からハマって古参を名乗って欲しい。
肝心の音楽は、透明感があり爽やかなボーカルと楽器隊のメロディラインながらも、しっかりとしたロック音楽を奏でる。
また、キャッチーでノリの良い歌詞は心を躍らせること間違いなし。
僕が考えた文章より、公式のがよっぽど聞く気になったので記載。
爽やかで疾走感のある楽曲、ロックでキャッチーなメロディとVo.ヤナギのどこまでも広がる高音域且つ力強い歌声は聞き手の心を揺さぶる。
2023年にリリースされて楽曲が2曲、テレビのタイアップとして使用されている。
『鴨川、夕暮れと僕』はカンテレ”1時50分からはスローでイージーなルーティーンで”の4,5月EDに、『蛍光』は”モモコのOH!ソレ!み~よ!”4~6月EDに抜擢されている。
出典:カンテレ「鴨川、夕暮れと僕」「蛍光」Wタイアップ決定
ちなみに、SNSのハッシュタグは”Hello2″なので、みなさん気をつけてください。
東京、君がいない街
項目 | 東京、君がいない街の情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | The 山田(Gt) 平屋(Ba) | こまちやあきら(Vo/Gt)
活動開始 | 2021年〜 |
おすすめ曲 | 最低な世界に別れを告げて |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 1st フルアルバムをリリース! | 2023年4月に
2021年12月に結成された、東京都多摩川発のインディーズバンド。
「憂鬱な朝を、ぶっ壊す」をモットーに、東京都中心で活動している。
3ヶ月連続リリース企画のラストとして、1st フルアルバム”羽を休めて”をリリースした。
結成から1年5ヶ月目で凄い。
音楽性はストレートな日本語歌詞を独特の歌声で歌うことが特徴的。
“最低な世界に別れを告げて”のようにギターロックの疾走感を持つアガる楽曲から、”写真を消して”の聞かせるエモーショナルロックまで幅広い音楽を奏でる。
どちらにせよ、ボーカルの歌声が活きたリズム感のよい音楽で、個人的にそのノリの良さが好き。
プールと銃口
項目 | プールと銃口の情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | ジンくん(Vo/Gt) |
活動開始 | 2012年〜 |
おすすめ曲 | 街について |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 2023年1月にベスト盤をリリース! |
各音源やライブでサポートメンバーを迎え、「全員主役の青春映画」を掲げているインディーズバンド。
「全員主役」とだけあって、さまざまなバンドメンバーがボーカルを務め、一曲の中で何色もの色を持つ。
出典:プールと銃口 | 公式サイト
プールのような透明感と、銃口を向けるような強いパンチラインを兼ね備えた音楽性が個人的なイメージ。
楽器の音色は間違いなく綺麗で透明感があるのに、ギターリフやメロディラインにはインパクトがあり、リスナーをわくわくさせることが間違いなし。
楽曲の多くは2人、3人のボーカルで歌われ、ロックバンドの中でも独創性に満ち溢れている。
また、ポエトリーリーディング、いわゆる語り口調が楽曲に組み込まれることも多く、特に”さよならアクアリウム”の中で歌われるフレーズ”ナンバーガールはもういない”は鳥肌が立つ。
ABSTRACT MASH
項目 | ABSTRACT MASHの情報 |
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レーベル | Silver Sun Records |
メンバー | 小林雄剛(Gt) 梨本恒平(Ba) 榊巻雄太(Dr) | 村松拓(Vo/Gt)
活動開始 | 2004年〜 |
おすすめ曲 | Tomorrow |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 2023年に13年ぶりのアルバムをリリース! |
2004年に結成され、その後2枚の音源をリリース。
2011年に活動休止を選択するも、再始動しライブ活動を精力的に実施し、2023年3月21日に13年ぶりの新アルバム”SIGNALS”をリリースした。このまま、勢いに乗って欲しい。
実はELLEGARDENが再始動を発表したのと、ほぼ同時期に”ABSTRACT MASH”も再始動を発表した。
ボーカル村松は音の化け物バンド”Nothing’s Carved In Stone”でも活動している。
UKロックサウンドを中心としたサウンドメイクで楽曲が作られていて、個人的に耳に良い音楽を奏でているイメージ。
透き通るようなギターの音色は非常に綺麗で、透明で綺麗な海や広大な山々に囲まれた湖を頭に浮かべる。
また、独特なボーカルの歌声と言葉遊びのような歌詞の組み合わせ、落ち着くリズムとメロディラインは心が潤う音楽を僕らにくれる。
2023年にリリースされた新アルバム”SIGNALS”ではプログラミングサウンドがふんだんに盛り込まれており、U.K.ロック調のサウンドがベースとなりながらもダンス、エレクトロ、ギターロック、ポップロックとさまざまな要素が組み合わさる飽きることのない楽曲を創り上げている。
もともとは”BYEE the ROUND”などリリースしていたレーベル”LilBallet”から音源をリリースしていたが、今作から”Nothing’s Carved In Stone”のメンバーが中心に運営するインディーズレーベル”Silver Sun Records”から音源をリリースした。
ANORAK!
項目 | ANORAK!の情報 |
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レーベル | SUPERNICEBOYS |
メンバー | Mikuru Yamamoto(Ba/Cho) Crystal Kato(Gt/Vo) Kotaro Nakamura(Dr/Cho) | Tomoho Maeda(Gt/Vo)
活動開始 | 未定 |
おすすめ曲 | 吉祥寺 |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 1st フルアルバム”ANORAK!”をリリースし、ツアーを駆け抜けている! |
4人組のポストロックバンド。
色々調べてみたが、バンドの詳細は不明。。。
2022年11月に初の1st フルアルバム”ANORAK!”をリリースし、2023年から”ANORAK!”ツアーを駆け抜けている。
シンガポールや香港のバンドと対バンを組む一方で、今後の日本ロックシーンを担うインディーズバンド”KOTORI”なんかとも対バンをしている。
出典:News | ANORAK! official web
2022年11月にリリースされたフルアルバム”ANORAK!”は東京都の駅名で全楽曲が作成されている、彼らを表すにふさわしい楽曲。
上で挙げた”ABSTRACT MASH”と同様にこのバンドもU.K.ロック調ではあるが、タイプはまた違う。
”ABSTRACT MASH”は綺麗で風景が見える音楽だったが、”ANORAK!”はぎらついた音色で泥くさいライブ映像が浮かぶ音楽だ。
対比してるけど、どっちが良いとかそういう話じゃないので、好みの問題、聞く音楽の参考にしてほしい。
彼らの売りは無駄のないシンプルな楽曲構成だと思う。
余計な繰り返しはなくワンフレーズに魂が込められており、ワンフレーズが次のフレーズに力を与える相乗効果を持ち合わせている。
おすすめ曲”吉祥寺”がまさにそう。2分以内に終わる楽曲はぎらついた歪みと泥臭いボーカルでシンプルな構成の力強い楽曲となっている。
今回ご紹介したアルバム”ANORAK!”は自主レーベル”SUPERNICEBOYS”から音源をリリースしている。
UtaKata
項目 | UtaKataの情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | 安田陽人(Gt) 斎藤響(Dr) | 高山幸大(Vo/Ba)
活動開始 | 2019年11月〜 |
おすすめ曲 | 起死回声 |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 2023年6月1日シングル”起死回声”をリリース、また2023年にラジオ初出演や初ワンマンを実現! |
都内を起点とし活動する若手スリーピースオルタナティブロックバンド。
本人たちのコメント(参照見てね)にもあるように、 ギターロックサウンドを軸に変拍子や転調を用いた激情的なサウンドと、はかなくも美しい旋律を共存させたドラマチックな展開の楽曲が素晴らしい。
出典:UtaKata | TuneCore Japan
2023年には”MOSHIMO”の岩淵紗貴がパーソナリティーを務めるラジオに出演し、初のラジオ出演果たす。
また、2023年6月1日に新シングル”起死回声”をリリースする。
音楽は最強で最高のヒーローソング。
とにかく”かっこいい”が似合う音楽をリリースし続け精力的に活動している。
ギターロックのシンプルなかっこよさがメインながら、積極的にシステム的なサウンドいわゆるSEを使いこなしており、彼ら独特の表現力が強みだと思っている。
どの楽曲も、総じて気分や心を盛り上げてくれること間違いがない。
おすすめしたい楽曲は、2023年6月1日にリリースされたばかりの新曲”起死回声”。
イントロから”UtaKata”節が全開で、アップテンポのギターロックに挨拶代わりのDJのようなSEサウンドが響く。
とにかくかっこいい音楽で人生の大一番のタイミングで聞いてほしい、必ず力になる。
出典:【NAMA2020】ネクストブレイク間違いなし!?今注目の学生アーティスト全26組を大特集!② | WEB MAGAZINE AGESTOCK
相対性理論
項目 | 相対性理論の情報 |
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レーベル | みらい RECORDS |
メンバー | 永井聖一(Gt) 吉田匡(Ba) 山口元耀(Dr) | やくしまるえつこ(Vo)
活動開始 | 2006年〜 |
おすすめ曲 | 天才に生まれてこなくて良かった |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 元メンバーが2022年11月にあのちゃんへ楽曲提供! |
2006年に真部脩一が中心となって結成されたプログレロックバンド。
真部脩一は2012年に脱退しているが、そこまでの楽曲の多くを作成している。
2022年にはプロデューサーの真部脩一として、”ano”の”ちゅ、多様性。”を共作している。
聞けば本当に分かるくらい、相対性理論の音楽に近いため、これをきっかけに相対性理論に触れる人が増えて欲しい。
活動当初からレコード会社や事務所に所属しておらず、自主レーベル”みらいRecords”で活動をしている。
ライブ活動以外での露出を極端にしておらず、メディアに出る際も基本的に顔出しをしていない。
しかし、メンバー全員が他の活動も並行しているため、顔は調べたらすぐ出てくる気がする。
2018年にリリースされた“NEO-FUTURE”が顕著だが、近年はプログラミングを使用したエレクトロサウンドを中心としたポップやプログレロックにやくしまるえつこの綺麗な歌声を掛け合わせた音楽が特徴的。
ちなみに、やくしまるえつこはボーカルだけでなく、9次元楽器と呼ばれる”dimtakt”を演奏し、独創的なサウンドを創っている。
バンドの現行メンバー以外にサウンドエンジニアがついており、彼らの音楽感を際立たせるのに重要な役目を担っている。
相対性理論は現代のバンドというより、音楽集団に近いのだろう。
おすすめしたい音楽は”チャイナアドバイス”。
楽曲作成者が”ano”の”ちゅ、多様性。”の制作に携わった真部脩一で、双方の歌詞に出てくる”我愛你”はどこかシンクロして聞こえる。
ちなみに、この詩は中国語で”愛してる”という意味。
mother
項目 | motherの情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | 鈴木陸生(Gt) 谷川将太朗(Ba) 畝狹怜汰(Dr) | 山内彰馬(Vo/Gt)
活動開始 | 2019年〜 |
おすすめ曲 | 最終列車 |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 2022年12月10日からアルバムのサブスク配信開始! |
2019年、さまざまなロックバンドで活躍してきたバンドマンによって結成されたロックバンド。
“Shout it Out”から山内彰馬(Vo/Gt)、”赤色のグリッター”から鈴木陸生(Gt)、”Rocket of the Bulldogs”から谷川将太朗(Ba)、”SUNNY CAR WASH”から畝狹怜汰(Dr)の4人で結成された。
メディア露出も極端に少なく、詳細な情報は得られていないが、現在自主制作という形で音源をリリースしている。
ちなみに、ボーカルの山内が活動していた”Shout it Out”は元々メジャーレーベルのポニーキャニオンで活動していた。
ライブの物販とバンドのECのみで販売されていた1 st EP”Twilight”が、2022年12月より待望のサブスク配信されたので、聞きやすくなった。
多くのリスナーにリーチして欲しい反面、自主制作で活動しているため、気に入ったらECサイトからCDの購入もして欲しい。
音楽性は以前のバンド、”Shout it Out”とは大きく異なる。
若さとエネルギーが溢れる音源を制作していた彼らだが、”mother”はもっとテクニカルで優しいロック。
山内のパワーに満ち溢れるボーカルはそのままに、より新し境地に達した気がする。
各バンドメンバーの技術も高く、繊細で優しい世界観を創り出している。
2023年にリリースされた”Night Walk”と”Cecilia”は、EP”Twilight”より疾走感とギターロック要素が増した。
完全に好みなので、どちらが好きかは聞いてみて判断して欲しい。
僕はどっちも好き。
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