個人的におすすめなインディーズバンドをただ紹介していきます
今回の記事は2023年、個人的にさらなる飛躍を願っているインディーズバンドを紹介していきます。
2023年も2月になってしまいましたが、月1でこの記事書いて、全120バンドくらい紹介していきたい。
音楽関係者でもない、ただのリスナーが”飛躍を願っている”とか生意気なことを言ってますが、好きなバンドや楽曲がより世に広がってほしいとの思いだけなので悪しからず。
・これからインディーズバンドを知っていきたい人
・もっとディープなインディーズバンドを知りたい人
・今後売れていくインディーズバンドを先取りしておきたい人
・実はインディーズバンドだった有名バンドを知りたい人
そもそもインディーズバンドって?
基本的には、大手レーベルに入っていないバンドをインディーズバンドと呼ぶよ
インディーズバンドはインディーズレーベルに入っている、もしくはインディーズレーベルから音楽をリリースしているバンドのこと。
じゃあ、インディーズレーベルがなにかというと、に日本レコード協会に入会していないレコード会社/レーベルのことです。
日本レコード協会の会員レコード会社はこちら
有名なメジャーレコード会社として、ユニバーサルミュージックやソニー・ミュージック・エンタテインメントが挙げられますが、正直基準は曖昧で複雑で、はっきり言ってメジャーとインディーズの線引きは難しいです。
ここでは日本レコード協会に入会していないレコード会社/レーベルに所属しているバンドをインディーズバンドとして紹介していきます!
レコード会社について、気になった人は少し古いですがこの記事を読んでみてください、ますます分からなくなりますが、よりレコード会社についての興味は出ると思います。
細かい話になりますが、レーベルと事務所もまた種類が異なります。
基本的にレーベルはお金を出して以下の3つを担います。ワーナーやソニー、ユニバーサルなどの大きいレコード会社はその全てを担いますが、一部だけを担い残りは別のレーベルに委託するメジャーレーベルもあります。
そういう企業は日本レコード協会に入会しいてるものの、資本がそこまで大きくない企業が多い気がする。
1.制作:音源の企画やレコーディングなど、音源の制作
2.販売:音源の製造や商品化、出品管理や販売促進や宣伝など、音源の商品化とマーケティング
3.流通:小売店への流通や音楽サブスクへの配信
ちなみに、日本のオルタナロックを代表するELLEGARDENは活動休止まで”Dynamord Label”から音源をリリースしていたが、新アルバムは”EMI Records”、つまりユニバーサルミュージック内のメジャーレーベルのから音源をリリースしている。
Nothing’s Carved In Stone
項目 | NCISの情報 |
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レーベル | Silver Sun Records |
メンバー | 生形真一(Gt) 日向秀和(Ba) 大喜多崇規(Dr) | 村松拓(Vo/Gt)
活動開始 | 2008年〜 |
おすすめ曲 | Out of Control |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 音を操るロマンの怪物 |
“ELLEGARDEN”の生形真一と”ストレイテナー”の日向秀和を筆頭に結成されたインディーズ界の音の怪物。
巧みな音色とフレーズを操り、ぶつかり合うような楽器隊と芯の太いボーカルが魅力的なバンドでアニメ”キングダム”や”PSYCHO-PASS”などの主題歌も務めたことがある彼らは、現在インディーズバンドとして活躍しています。
NCISは元々”ELLEGARDEN”が所属していた”Dynamord Label”からキャリアをスタートしたが、2012年にソニーミュージック内の”EPIC Records”からメジャーデビュー。そこから一度”Dynamord Label”に戻るも、彼ら自身と少数のスタッフで自主レーベル”Silver Sun Records”を立ち上げ、現在はインディーズバンドとして活躍しています。
上記、レーベルの遷移は全て自分たちで選択したことであり、”バンドの舵取りは自分たちでするべき”の考えのもと独立しました。
おすすめしたい”Out of Control”は4人の音楽怪獣が暴れ回る姿にわくわくが止まらず、特に3分前後からの楽器隊全体で創るメロディラインが必聴の一曲です。
出典:Silver Sun Records設立について、たっきゅんに色々訊きましたの巻
からあげ弁当
項目 | からあげ弁当の情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | 春貴(Ba) こーたろーまつもと(Dr) | 鴨乃裏翔太(Vo/Gt)
活動開始 | 不明です。。 |
おすすめ曲 | HERO |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 超青春パンクロックバンド! |
諸々の詳細がまだまだ不明な新進気鋭の若手バンド、メンバー名をTwitterから引っ張ってくる始末。。
ただ、彼らの楽曲は本物で、あたたかく元気が出る、まさにからあげ弁当のような日本語パンクを歌っている。
名前からコミックバンドを想像するのは絶対におすすめしない。
おすすめしたい楽曲”HERO”は特徴的で、全体的には優しくエモい一曲だが2分過ぎスラップメインな一瞬の転調が個人的に好き。
CAT ATE HOTDOGS
項目 | CAT ATE HOTDOGSの情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | おざき(Gt) ハナッペ(Ba) みや(Dr) | ひこ(Vo/Gt)
活動開始 | 2018年春〜 |
おすすめ曲 | Heart Beat |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 独特なノリで創る最高の日本語ロックバンド |
独特なテンポ感や綺麗な音色のギターと対比するかのような等身大のボーカルが魅力のロックバンドで、オトヒトツナギ的には、個性に満ち溢れた最高の日本語バンドだと思っている。
楽曲の一部を切り取って聞けば、歪みの小さなディレイで創る楽しいフレーズのギターと独特ながらもノリやすい楽器隊が生み出すわくわくする楽曲イメージな気がする。個人的には”7th wonder!!”のような曲がこのイメージにあたる。
“CAT ATE HOTDOGS”のウリは、わくわくするギターフレーズの裏で起こる変幻自在の独特なリズム隊と泥臭さと感じるボーカルの化学反応な気がする。言葉じゃ表せない、必聴のバンド。
十代バンドの才能発掘イベント”十代白書”でグランプリを獲ったそんなバンド、猫がホットドッグを食べた、そんなバンド名も少し皮肉が効いていて最高だ。
ジュウ
項目 | ジュウの情報 |
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レーベル | KOGA Records |
メンバー | 伊藤和人(Gt) 岩浅圭哲(Ba) 遠藤貴義(Dr) | 高浪凌(Vo/Gt)
活動開始 | 2018年〜 |
おすすめ曲 | バビロンズ首都高速 |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | かき鳴らすような音楽が最高に気持ちいバンド |
2023年1月25日、ドストレート日本語ロックバンド”SUPER BEAVER”と激情的技巧派ロックバンド”Nothing’s Carved In Stone”の対バンイベント”現場至上主義”のO.A.とを務め最高のスタートを決めたインディーズバンド”ジュウ”。
そんな彼らは”KEYTALK”や”Bentham”を輩出した、1995年から続く老舗インディーズレーベル”KOGA RECORDS”に所蔵している。
ちなみに、対バン企画者のひとり、”SUPER BEAVER”の渋谷龍太は「ちっとも綺麗じゃなくて、良いバンドだった。あと良いバンドマンだった」と過去に評している。
出典:SUPER BEAVER 渋谷龍太のTwitter
あまり他のバンドに例える表現は好まないが、EP”CHAKA”は”THEE MICHELLE GUN ELEPHANT”を彷彿とさせるガレージロックテイストの雰囲気で始まる。
渋谷が評するように、ロックテイストのギターや楽曲のアジを出すリズム隊、トーンが高めなエモーショナルなボーカル、個々は渋く綺麗ではないかもしれないが、それぞれが絡み合って創られる楽曲は勢いがありまとまりがあり綺麗な楽曲とも感じる。
ペルシカリア
項目 | ペルシカリアの情報 |
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レーベル | UK.PROJECT |
メンバー | フルギヤ(Gt) 中垣(Ba) 中村達也(Dr) | 矢口結生(Vo/Gt)
活動開始 | 2020年3月19日〜 |
おすすめ曲 | 歓声の先 |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 爽やかかつエモーショナルな令和の天才 |
2022年12月から大手インディーズレーベル”UK.PROJECT”に活躍の場を移し、同時に3ヶ月連続リリースを発表した2023年必ず爆発するインディーズバンド”ペルシカリア”。
もともとはレコーディングメインの予定だった平均2002年生まれの若手バンドで、ボーカル矢口のルーツは”RADWIMPS”。
爽やかさとエモーショナルを兼ね備えた音楽が魅力で、激しく分かりやすいノリを創り出す楽器隊に聞きやすい歪みの技巧派バックギター、ハイトーンのボーカルで彼らだけの音楽を生み出している。
個人的にはエモーショナルさを担う一旦のドラムが好き。
ギターボーカル矢口が書く歌詞はストレートかつ詩的で、特に”歓声の先”スタートの歌詞はトリハダもの、どんな生き方したらこの世代で”ビートルズ”を歌い出しの言葉に選べるのか分からない、凄すぎる。
出典: 「ツタロックDIG」出演バンド・ペルシカリアが語る、結成の経緯と楽曲制作のこだわり
空より蒼い街
項目 | 空より蒼い街の情報 |
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レーベル | U&R Records |
メンバー | 八宮隼弥(Gt) 犬沢ニッカ(Ba) かじ(Dr) 雪乃イト(Pf) | C’Na(Vo/Gt)
活動開始 | 2018年〜 |
おすすめ曲 | Against |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 演奏のプロたちによるポップロックバンド |
“演奏してみた”の投稿者で結成されたインディーズバンドで、ほとんどのメンバーのTwitterフォロワーがバンドのそれに勝っている稀有な存在。
元々はカバーバンドとして結成したが、2022年からオリジナル曲を発表し始めた、今勢いに乗っています!
楽曲を制作している雪乃はにじさんじの楽曲編曲を担当していたり、ギターボーカルのC’NaはボカロP”柊マグネタイト”の編曲やギターを担当していたりと、本当にその道のプロ同士で結成されたバンドなイメージがしますね。
キーボードが入ったポップロックが魅力的なバンドで、演奏力や制作能力の高さで様々かつ広大な世界観の楽曲を作成する。おすすめ曲”Against”は一緒にコーラスしたくなる楽しい楽曲です。
同じくネットがルーツのサイダーガールが好きな人には特におすすめのバンドです!
出典:ABOUT | 空より蒼い街 Official Website
JIGDRESS
項目 | JIGDRESSの情報 |
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レーベル | 自主制作 |
メンバー | イセノ(Gt) ハヤト(Dr) | 山崎ダイキ(Vo/Gt)
活動開始 | 2020年末〜 |
おすすめ曲 | ってか |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 一度聞いたら忘れない、音楽ドラッグ |
ロックバンド”ROKI”のフロントマン山崎を筆頭に結成されたロックバンドで、ドラムのハヤトは様々なバンドサポートも入っており、上で挙げた”ジュウ”もその一つ。
彼ら自身が述べるように、今風の音楽というよりMVも相まって少し昔のロック感を漂わす。MVの映像編集はギターのイセノが担当しており、このMVこそが彼らを一番体現しているように思える。楽曲と映像の掛け合わせは本当にトリハダと感動が止まらない。
一度聞いたら忘れられない山崎の歌声と煌びやかかつかっこいいギターフレーズ、これだけ不思議な楽曲なのに最高に分かりやすいノリを創るリズム隊。すべての掛け合わせが、最高にサイコで中毒性に満ち溢れた楽曲に昇華している。
彼らの楽曲や特徴的な歌詞は一度聞いたら絶対に耳から離れない、一度聞いたら虜になること間違いなし、こんな音楽批評どうでも良いからとにかく聞いてくれ。
ART-SCHOOL
項目 | ART-SCHOOLの情報 |
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レーベル | DAIZAWA RECORDS |
メンバー | 戸高賢史(Gt) | 木下理樹(Vo/Gt)
活動開始 | 2000年〜 |
おすすめ曲 | Just Kids |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | 繊細かつ骨太なギターロック |
かつては”EMI Records”やポニーキャニオンのようなメジャーレーベルに所属していたインディーズバンド”ART-SCHOOL”は、”UK. PROJECT”内のレーベル”DAIZAWA RECORDS”に現在は所属している。
“DAIZAWA RECORDS”はかつて”レミオロメン”や”the telephones”などを輩出したインディーズレーベル。
2019年に一度は活動休止した彼らだが、2022年にEP”Just Kids”を発表しロックシーンに帰ってき、2023年に再びの活躍は容易に想像できる。
繊細かつ骨太なギターロック。そんな音楽と表現するのが1番合いそうなのが彼らの楽曲です。
フロントマン木下の弱々しく繊細で、数あるバンドの中でも決して上手いとは言えないその歌声。そしてギター戸高のフロントマンに負けない幅広いサウンドメイクによる幅広い引き出しのギターリフ。
2つの掛け合わせはただの芸術に過ぎないが、バンドの根幹リズム隊が入ることでギターロックに昇華する。
歌声の印象をひっくり返す、そんな弱々しくもエモーショナルで独自の世界観を創り出す音楽のインディーズバンドです。
amanojac
項目 | amanojacの情報 |
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レーベル | TONIGHT RECORDS |
メンバー | オオタケショウ(Ba/Vo) らんこ(Dr) | 桐山郁弥(Gt/Vo)
活動開始 | 2019年2月〜 |
おすすめ曲 | 天才に生まれてこなくて良かった |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | ツインボーカルによるギターロックバンド |
2022年12月にEP”me.”を名古屋のインディーズレーベル”TONIGHT RECORDS”からリリースした3人組インディーズバンド。
“TONIGHT RECORDS”は名古屋のどデカいインディーズレーベル”TRUST RECORDS”の姉妹レーベルとして2014年に設立され、現在は”アイビーカラー”などのロックバンドを抱えている。
ちなみに、”TRUST RECORDS”は”Maki”や”EVERLONG”などかっこいいバンド擁しているので、ぜひ要チェックして欲しい。
タイプの異なるツインボーカルの掛け合わせのエモーショナルなロックが魅力で、バックコーラスには女性ドラマーのらんこが入ることもあり、楽曲の幅広さを生んでいる。
特筆したいのは、桐山の自身と向き合って制作されたような歌詞。J-ROCKを聞く人間なら共感できることがきっとある、少し劣等感を抱えた歌詞が心に響くこと間違いない。
出典:TONIGHT RECORDS | 2YOU MAGAZINE , amanojac【インタビュー】 | アーティストのインタビューに特化したメディア|2YOU MAGAZINE
プッシュプルポット
項目 | プッシュプルポットの情報 |
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レーベル | STAY FREE!!!!!!!! |
メンバー | 桑原拓也(Gt/Cho) 堀内一憲(Ba/Cho) 明神竜太郎(Dr/Cho) | 山口大貴(Gt/Vo)
活動開始 | 2017年〜 |
おすすめ曲 | 最終列車 |
オトヒトツナギからひとこと紹介 | さまざまなギターロックを音楽で魅せる |
2023年1月25日にEP”鼓動”をリリースし、リリース記念として渋谷TSUTAYAでパネル展を実施し、今勢いにノリに乗っているインディーズバンド。
所属レーベル”STAY FREE!!!!!!!!”はワンオクを撮っているライブカメラマンの橋本塁やモデル、スタイリストの複数人で立ち上げたレーベルで新進気鋭ながら、方針が明確なレーベルでバンド含めて今後が楽しみです。
歪みの音色やテンポを使いこなしさまざまなギターロックを歌うが、特にストレートな歌詞に誰が聞いてもギターロックバンドと分かる、そんな音楽が個人的に好き。
芯がしっかりとしたエモーショナルなボーカルはいわゆる歌ものにも近く、楽器隊と合わせて心揺さぶられる音楽。
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