今回の記事では、“Nothing’s Carved In Stone”で”ひなっち“が生み出した最高のベースリフ紹介していきます!
ロックバンドラバーの皆さんが思い浮かべる”ベースヒーロー”は誰でしょうか?
僕にとっての”ベースヒーロー”は間違いなく”ひなっち”こと、”日向秀和”さん。
この記事を見に来てくれた多くの人も同じだと思います。
個人的な話ですが、12年の付き合いがある友達と仲良くなったきっかけが”ひなっち”なこともあり、僕の人生では欠かせないベースヒーローです。
早速、”ひなっち”の紹介と名楽曲、リフの紹介をしていこうと思います!
僕のベースヒーロー”日向秀和”とは

生年月日:1976年12月4日
愛称:町田のヤンキー
2002年~2003年:ART-SCHOOL
2002年~? :FULLARMOR
2003年~2007年:ZAZEN BOYS
2004年~現在 :ストレイテナー
2007年~? :EOR
2009年~現在 :Nothing’s Carved In Stone
2010年~? :killing boy
2013年~2016年:LOW IQ 01 & MIGHTY BEAT MAKERS
2018年~2023年:HHMM
デビュー時から愛称”町田のヤンキー”として愛されるひなっちは2002年に”ART-SCHOOL”に正式加入しベーシストとして活躍していきます!
“NUMBER GIRL”の向井秀徳とともに活躍した”ZAZEN BOYS”や木下理樹と再度タッグを組んだ”killing boy”をはじめほんとうにたくさんの形で音楽を届けてくれているひなっちですが、
長崎から上京した超尖った元2ピースバンド”ストレイテナー“、”ELLEGARDEN”の生方真一と”ABSTRACT MASH”の村松拓と旧友の大喜多崇規と結成した”Nothing’s Carved In Stone“で活躍しています。
サポートベーシストやスタジオワークでも多岐に渡り活躍し、”ももいろクローバーZ”のサポートや”米津玄師”や”TK from 凛として時雨”、”MIYAV”のスタジオワークに参加した経歴があります。
また”Superfly”と一度限りのコラボバンドを結成した際には元”BLANKY JET CITY”の中村達也や蔦谷好位置などとコンビを組み、活躍した経験もあります。
2026年も中村達也とセッションをする予定であり、”BLANKY JET CITY”が好きな20代としては激アツなセッションでしかない。
振り返ってみると、改めてとんでもない経歴ですよね。
ひなっちの紹介は以上にして、早速“Nothing’s Carved In Stone”で生み出した最高のベースリフを紹介していきます!
Tribal Session / PARALLEL LIVES

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | PARALLEL LIVES |
| 推したい箇所 | 2分~2分40秒 |
セッションベースでベースのグルーブ感を楽しめる一曲!!!
1曲目は1st Album”PARALLEL LIVES”から、”Tribal Session”。
その名の通りボーカルなしのセッションベースで、スタジオの空気感をダイレクトに感じられる一曲
イントロから骨太のベースラインが味わえるこの楽曲は、浮遊感あふれるギターリフとの対比が音楽ラバーを一瞬で引き込みます。
曲全体は複数のベースリフを軸に展開されますが、特に2分過ぎからラストまで続くリフは必聴ポイント。
シンプルでありながら緩急を巧みに操り、聴くほどに身体が自然と揺れるような心地よいグルーヴを生み出しています。
さらに、アルバム最終曲”End”へと流れるように繋がる構成も秀逸。まさにアルバム全体を締めくくる前の”余韻を楽しむための一曲”として、最後まで聴き逃せない存在です。
Chain Reaction / echo

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | echo |
| 推したい箇所 | 1分5秒〜1分20秒 |
圧倒的ベースのグルーブ感を楽しめる一曲!!!
2曲目は3rd Album”echo”から、”Chain Reaction”。
空間を広く感じるユーフォニアム調のキーボードから入るこの楽曲は、進行に伴って織り重なるように楽器が増えていく。
ドラム、ギター、ボーカル、最後に骨太のベースが45秒から入ってきて、個々の音域で抜けていた低域が埋まっていくアンサンブル感を体感することができる。
初手から楽しいのがこの楽曲の特徴です。
中でもサビのベースリフがおすすめで、スタッカートを効かせたリフはと圧倒的なグルーブ感を生み出して最高だ。
個人的にはCメロのベースもわくわくするリフになっており、間違いなくドラムと共にバンドを支える屋台骨なのにどこか煌びやかな音色はひなっちにしか出せない個性を放っています。
似たようなリフを繰り返す構成になっているが、音色やキーの変化で一切飽きを感じることなくベースを楽しむことができる一曲となっています。
Pride / Silver Sun

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | Silver Sun |
| 推したい箇所 | 3分26秒〜3分39秒 |
ベースとギターが織りなすリフが印象的な一曲!!!
3曲目は4th Album”Silver Sun”から、アニメ”キングダム”の主題歌にも選ばれた”Pride”。
ベースとギターが共に生み出すイントロのリフがセンセーショナルなこの楽曲は、改めてベースの必要性を再確認できる一曲。
スラップを始めとした派手な手法はないものの、楽曲を支えるルート音と楽曲の印象を決定付けるベースリフがとにかくかっこいい。
ギターソロの裏で鳴っているベースリフも大好きですが、3分26秒~3分39秒のギターソロ終わりのベースラインは特に推しです。
ギターはイントロそのままでベースはルート音のみ変わったアンサンブルで、ベースの変化でここまで楽曲の印象が変わることに驚きを覚えて記憶が強いです。
似たようなリフを繰り返す構成になってますが、音色やキーの変化で一切飽きを感じることなくベースを楽しむことができる一曲となってます。
Bog / REVOLT

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | REVOLT |
| 推したい箇所 | 16秒〜1分00秒 |
とにかく重たい一発を喰らえる一曲!!!!
4曲目は5th Album”REVOLT”から、“Bog”。
とにかく歪な電子音からスタートするこの楽曲はベースのクセも凄い、かっこいいが聞く人は間違いなく選ぶだろう。
シンセイザーを土台に置き、ギターとベースのリフが交互に織りなすABメロは贅沢極まりない。
ひなっちのベースに焦点を当てると、特にイントロからサビまでのリフだろう。
重機のようにうねりを上げるフランジャーを効かせたイントロには笑いが止まらない、リズムの土台を担いながら圧巻のリフを両立している。
各楽器隊それぞれが好き勝手やっているのに一つの曲として綺麗にまとまっているところが、まさに”Nothing’s Carved In Stone“を表している。
キマイラの夜 / REVOLT

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | Strangers In Heaven |
| 推したい箇所 | 0秒〜30秒 |
ベースラインから生まれた楽曲!
5曲目は6th Album”Strangers In Heaven”から、”キマイラの夜“。
イントロのベースラインを軸にセッション的な製作がされた本楽曲は感嘆が一番最初に浮かぶ。
思えば、このアルバムからシンセサイザーのメロディーラインはナッシングスに欠かせない存在となった気がする。
推しポイントは軸となったイントロのベース。ここまでのベースと異なり、コードをベースで表現する綺麗なベース。
コードはベース弦の重みを確かに感じつつ、波のない綺麗な水面に夕陽が反射する様を想起させる。
アルバムアートワークのイメージに近い。
本楽曲はアルバムの終盤戦に収録されているが、まさに締めくくりにふさわしい楽曲となっている。
Gravity / MAZE

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | MAZE |
| 推したい箇所 | 1分40秒〜2分6秒 |
不穏な音色のベース、だがそれが良い
6曲目は7th Album”MAZE”から、”Gravity“。
超低音かつエフェクトをかけまくって潰れたベースから始まる楽曲。
この曲を初めて聴いた時、低音に対してリスペクトの念が本気で芽生えたことを忘れない、学生だった当時の自分にはそれくらい衝撃的なイントロだったことを覚えています。
特におすすめしたいのは推しポイント時間で、メカニカルなエフェクトにスラップやグリッドの小技を効かせた超土台サウンドは当時の自分を熱狂させたことを忘れない。
ギターリフに見せかけたベースラインのパワープレイは必聴でしかない。
リリースから10年が経っても色あせない楽曲であることは間違いない。
Good-bye / Existence

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | Existence |
| 推したい箇所 | 3分18秒〜3分32秒 |
ファンク感溢れるシンプルに巧さが光るフレーズ
7曲目は8th Album”Existance”から、”Good-bye“。
当たり前のように鳴らされる超低音とスラップを土台に作られるバンドアンサンブルが堪らない一曲。
これほどまでのベースとドラムで生まれるグルーブ感が出せる邦ロックバンドは本当に少ないと思う。
推しポイントは3分18秒から3分32秒のベースソロ。
低音のすべてを集約したようなコンプ感溢れる音色で紡ぐ、聞き惚れるベースソロは休符の美学極まれり。
全体的にファンク調で、ひなっちらしいベースが楽しめる最高の一曲。
Damage / Mirror Ocean

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | Mirror Ocean |
| 推したい箇所 | 2分49秒〜2分57秒 |
高速のベースフレーズに笑顔がこぼれる!!!
8曲目は9th Album”Mirror Ocean”から、”Damage“。
ストリングスのような音色のイントロから思わず笑ってしまう16分のベースフレーズから始まるアッパーな楽曲。
とにかく音数の多い楽曲だが、それだけに圧倒される訳でなくリスナーをぶん殴るくらい日向秀和の技が詰め込まれている。
イントロどころかAメロ終わりまで続く高速リフ、ルートをメインにしたリフに見せかけた技巧派なサビのベースフレーズ、2番のAメロで叩かれるひなっちらしい音作りの変態リフ、Cメロのギターとベースが入れ替わって主役を担うバンドアンサンブル。
すべての破壊力が高すぎる。
なんかもう、この曲はベース以外もおかしい。
2分30秒から各楽器がそれぞれぶん殴ってくるが、普通に変態でしかない。
個人的な好みだが、ロックバンドの日向秀和が紡ぐフレーズと音色でトップクラスで暴力的で好きな曲。
The Savior / By Your Side

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | By Your Side |
| 推したい箇所 | 1分02秒〜1分29秒 |
後世に語り継ぎたいスラップフレーズ
9曲目は10th Album”By Your Side”から、”The Savior“。
この世の最適解かのようなスラップベースから始まり、ノンストップで1分をスラップで駆け抜けていくベースジャンキーには堪らない一曲。
スラップで1分を駆け抜けたかと思ったら、広がりのあるベースフレーズで繋ぎ、ルート弾きでサビまで駆け抜けたと思ったら飛び跳ねるようなリフでかましてくる。
ベーシストの教科書にしたいくらい技が詰め込まれた楽曲、ベース弾けないけど。
スラップのフレーズが芸術的過ぎて推したいが、1分前後から繰り出されるバンドアンサンブルがこの楽曲を決定付けた気がする。
間違いないベースの芯を残しながら、楽曲に広がりを生み出す音色とフレーズはもっと評価されて欲しい。
この鍵盤チックなフレーズはなんかエロい、ひなっちが創り出すフレーズの中でも大好きな一節。
SUNRISE / BRIGHTNESS

| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 収録アルバム | BRIGHTNESS |
| 推したい箇所 | 34秒〜1分07秒 |
低音に紛れたスラップのプルが映える美しい一曲
10曲目はEP”BRIGHTNESS”から、”SUNRISE“。
村松拓の美しいコーラスが聞きやすいリズムと最高のバンドアンサンブルでスタートする楽曲。
正直この中に挙げるか迷った楽曲だったが、当たり前のようにスラップを楽曲の土台として使い、バンドアンサンブルの中にスラップのプルが抜けて聞こえる曲が美しかったので最後の曲として挙げた。
ギターのパワープレイも多くなく、歌声を聞かせる楽曲だと個人的には思っているが、この土台を作っているのは繰り返されるスラップベースのリフ、コードギター、力強くテンポ感が良いドラムフレーズ。
繰り返しのリフに惑わされる気がするが、楽曲の土台にしてはベースのリフが変態すぎる。


よければコメントしてね